ロンボク島へせっかく旅行をするなら、最大限楽しみたいところ。
しかし、ロンボク島は日本ではまだマイナーな観光地で、得られる情報が少なくて心細くなる人も多いでしょう。
そこで今回の記事では、ロンボク島へ旅行するときに知っておきたいことをまとめました。
楽しく安全に旅行するための知識を身につけるためにも、ぜひ最後までご覧ください。
ロンボク島は、インドネシア南東部の「小スンダ列島」に属する島です。
東京都の約2倍の大きさで、経済特区に指定されているため、観光開発が急激に進んでいます。
西隣に位置するバリ島と比べ地元感あふれる雰囲気が漂っており、豊かな自然が見どころで、日々の疲れをリセットできるでしょう。
乾季(4〜9月ごろ)と雨季(10〜3月ごろ)に分かれています。
乾季はカラッとしており、平均気温は28度と、日本と大差なく過ごしやすいでしょう。
雨季は夕方〜朝方にかけてスコールが降ります。
ただ、一日中降り続けることはないので、雨季でもお楽しみいただけます。
日差しが強いため、UV対策として帽子やサングラス等を持っておくと便利です。
ロンボク島には、「ササック族」というロンボク島に住む民族の方が今でも暮らしている伝統的な村「サデ村」があります。
サデ村の家の土台は土で作られており、屋根の作りや家の中の様子など、独自の建築方法や文化を実際に見学することができます。
ローカルの方は穏やかでとても優しい人が多いのが特徴です。
ほとんどの方がイスラム教徒なので、イスラム教の寺院がいくつか建っているのを見かけることでしょう。
ロンボク島は比較的安全なので、女性でも日中は1人で出歩くことができます。
しかし、これはすべての海外観光地で言えることですが、スリや置き引き、ぼったくり、1人での夜間外出には注意が必要です。
日本からロンボク島への直行便はないため、乗り継ぎをしながら飛行機・高速船・フェリーを使って向かいましょう。
ロンボク島への飛行機の乗り継ぎは、インドネシア国内ならバリ島やジャカルタ、もしくはシンガポールやマレーシアの空港でおこないます。
高速船・フェリーで行く場合は、バリ島で乗り継ぐしかありません。
ロンボク島へ飛行機で行く場合は、以下のどのルートを通っても合計約10時間のフライトになります。
高速船で乗り継ぐ場合は、バリ島にあるサヌール港・パダンバイ港・スランガン港・アメッド港からロンボク島へ向かいます。
各港で到着地点が異なるため、目的地への便が出ている港から出発しましょう。
各港の航行ルート
スンギギ港・バンサル港・テルクナレ港は、すべてロンボク島北西部に位置しています。
フェリーで乗り継ぐ場合は、バリ島にあるパダンバイ港から、ロンボク島のレンバー港へ向かいましょう。
ロンボク島に着くまで約4~5時間かかりますが、他の移動手段よりも遥かに安価で済みます。
必要な人数が集まらないと出港せず、場合によってはかなりの時間待たされるため注意が必要です。
ロンボク島の観光地は、北部の「リンジャニ山」「セナル」、北西部の「ギリ3島」、西部の「スンギギ」「マタラム」、南部の「クタエリア」があります。
上記4つの観光スポットの中でも、おすすめは南部にある「クタエリア」です。
政府の経済開発が進んでおり、世界中から観光客が集まっています。
北部のリンジャニ山ですが、標高は富士山よりも少し低い程度で気軽に登れる山ではないですし、雨季には登山が禁止されているため注意しましょう。
リンジャニ山はインドネシアで3番目に高い山で、ロンボク島の最高峰でもあります。
活火山で、過去には噴火によって多くの観光客に避難勧告が出されたこともありました。
スンバルンはリンジャニ山の麓にある村で、周辺にはセンダンギレやティウケレプという美しい滝があります。
宿泊施設もありますが、登山目的でないと十分に楽しむのは難しいでしょう。
ギリ3島とは、ロンボク島北西部に浮かぶ3つの島々「ギリ・トラワンガン」「ギリ・メノ」「ギリ・アイル」を合わせた総称です。
「パーティーアイランド」として世界中から観光客が集まっています。
特におすすめなのは、ダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティ。
透明度が高く、カラフルな珊瑚礁や様々な種類の熱帯魚、運が良ければウミガメが見られます。
ギリ3島へ向かうには、ロンボク島内からならスンギギ港かバンサル港、バリ島からならパダンバイ港かスランガン港から出る高速船を使うのが一般的です。
スンギギは、ロンボク島内で最初にホテル開発がおこなわれた老舗のビーチリゾートで、賑やかではなく落ち着いた町並みです。
マラタムはロンボク島内最大の都市で、政治や経済の中心地でもあり、大型ショッピングモール・マユラの水の宮殿・メル寺院などがあります。
ちなみにスンギギとマタラムは、タクシーを使って約30分で着く距離です。
クタには美しいビーチが点在しているため、多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。
サーファーたちのメッカとしても知られています。
手つかずの雄大な自然がそのまま残っており、ひとたび目にすれば、日々の疲れをたちまち癒やしてくれることでしょう。
せっかくロンボク島に宿泊するなら、南部のクタ周辺に位置する「プルマン ロンボク メルジャニ マンダリカ ビーチ リゾート」がおすすめです。
5つ星のリゾートホテルであるにも関わらず、1泊の料金は約1.5〜2万円程度。
当サイトから予約することで、一般価格よりも格安で予約ができます。(※時期によって金額の変動あり)
ロンボク島の食事は主に、インドネシア料理と共通しています。
日本人でも抵抗なく食べられるものばかりですので、安心して食べてみましょう。
ちなみに、ロンボク島内はイスラム教徒が多数のため、肉を使う料理では豚肉は使わず、鶏肉を使うのが一般的です。
アヤム・タリワンはインドネシア風グリルチキンのことで、ロンボク島の郷土料理です。
「サンバル」という、インドネシア料理に使われる辛味調味料を付けて食べます。
焼くか揚げるかが選択できるため、好みの調理法を選びましょう。
サテは肉の串焼きのことで、鶏肉を使うサテ・アヤム、牛肉を使うサテ・サピ、山羊肉を使うサテ・カンビンなどがあります。
家庭で作るのではなく、店で食べるのが一般的です。
肉は焼く前に、インドネシアの伝統的な調味料「ケチャップマニス」や食塩、スパイス、ピーナッツソース等を混ぜたタレに漬け込みます。
ソトはインドネシア発祥のスープのことで、ココナッツミルクやスパイスを加えて作られます。
作り方はさまざまで、インドネシア国内でも食べる地域によって味が異なるのが特徴です。
ナシゴレンはインドネシア料理の中でも特に有名で、インドネシア風の炒飯のような料理です。
ナシ(nasi)は飯という意味で、ゴレン(goreng)は炒める・揚げるという意味があります。
サンバルやケチャップマニス等の調味料が使われ、目玉焼き・キュウリ・トマトが添えられることがほとんどです。
ロンボク島を安全かつお得に楽しみたいなら、ツアーを予約するのがおすすめです。
Lombok Resort Travel(ロンボクリゾートトラベル)では、目的に合わせた多くのツアーを用意しています。
信頼できるドライバー、ガソリン代、ガイド代が付いて、1人なら25,000円から、2人なら22,000円から予約可能です。
ゆったりと時間を設けていますし、言葉の通じるガイド同伴のため、安心して旅行が楽しめます。
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ロンボク島について覚えておきたいことをまとめました。
この記事で覚えておきたいこと
ロンボク島はゆったりとした時間が流れていて、大自然の素晴らしい景観や、身近で触れられる文化や歴史が楽しめます。
他のリゾート地にはない魅力がたくさんありますので、この記事を読んだことを機に、ぜひロンボク島へ羽根を伸ばしに行ってはいかがでしょうか。
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